第62話 闇金ウシジマくんに学ぶ資産の話

 

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今回は前置きなしで

さっそく本題に入っていく。

 

前回

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闇金ウシジマくんに学ぶ資産の話

 

皆さんには闇金ウシジマくん見ることをオススメする。素晴らしい反面教師になるはずだ。

 

学校の推薦図書にしてもいいくらいだと思う。

 

というのも、ウシジマくんでは何度もぼく金で解説をしている「金融資産、人的資本、社会資本」の話をより理解できるからだ。

 

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世の中の本質

資産はお金だけではないこと

お金の源泉は自分自身であること

本当の幸せは絆からしか得られないことを学べる

 

例えば

 

ウシジマくんのような闇金業者からお金を借りなくてはいけなくなったとき、というのは人間がどのような立場になった場合か

 

それは

金融資産の欠乏、つまりお金の不足から始まり

人的資本の欠乏、つまり働くことでも補いきれなくなり

社会資本の欠乏、つまりお金を貸してくれるような信頼関係の人もいなくなった

 

そんな場合である。

 

どのような人がこのように、3つの資産≒資本(以下まとめて資産と呼ぶ)全てを欠乏しやすいのかというと

 

資産は金融資産だけだと考えている人である。

 

本来資産は

「金融資産、人的資本、社会資本」の3つ存在し、これらを分けて考えなくてはならない。

 

幸福になるためにはこの中から2つの資産は持っておくべきだ。

 

いろんなパターンをみていこう。

 

金融資産のみもつ者

 

宝くじに当たった人間が、のちに自己破産することはよくある話だ。

 

たとえばお金のみが資産だと考えている者が、宝くじに当たって2億手に入れたとしよう。

 

そいつは仕事を辞め、生活のレベルを上げた。傲慢になった。

お金目当てに沢山の人間が近づいてくるようになった。

 

仕事を辞めることで、人的資本を自らなくす

富を得ることで、社会資本を失う

地方のマイルドヤンキーは平等に貧しいから、絆を保てるということは前に解説した

 

お金が減っていく一方、生活のレベルは一旦上げると下げれなくなる。

たとえば2LDKの部屋からワンルームに変えることを想像すると分かるだろう。

 

お金が足りなくなると気づいたときには

すでに手遅れ

 

富の源泉である人的資本では、大したお金を生み出せなくなっており

お金を貸してくれるような、社会資本も残っていない

 

そうなれば

ウシジマくんにお金を借りるしかなくなり、落ちるところまで落ちるのだ

 

そして、人によっては自己破産するしかなくなる。

 

社会資本のみもつ者

 

ウシジマくんでも時折でてくる風俗嬢(以下、嬢)

地方の女性が都会にでてきて嬢になる流れを解説する。

 

地方の若者たちの友だちネットワークは、5〜6人の「イツメン」を強固な核とし、仲間が30人くらいいて、先輩や後輩を合わせれば100人程度の集団を形成している。

 

マイルドヤンキーは地元が大好きで友達を大切するが、金融資産や人的資本はほとんどもっていない。

 

「資産」が社会資本に大きく偏っている。

 

地方の若者がバイトや非正規でも、分厚い社会資本を持つことで充実した人生が送れるのは素晴らしいことであるが

 

問題なのはだれもが「友達の輪」に入れるわけではないことだ。

 

「地元」の人間関係はベタな世界であるから、いったんグループから排除されてしまうと、なにひとつ楽しいことがなくなる。

 

こうして、学校卒業や中退した後、東京や大阪などの都会を目指すのだが、

そのときじゅうぶんな金融資産か人的資本をもっていないと、(社会資本は地元に捨ててきた)

活動の「資本」つまり、お金をほとんど持たなくなってしまう。

 

この状態が本当の貧困である。

 

そうして、若い女性であれば

「人的資本」を「水商売」や「風俗」で現金化することになる。

 

しかし、最近は

嬢が激増しデフレ化しているので

「身体を売りたくても売れない」層が現れている。

 

そうして、ウシジマくんにお金を借りることになるという流れが起こる

 

まとめ

 

ぜひウシジマくんをみてほしい。

本当に勉強になる。

 

次回で幸福シリーズは最終回

 

ではまた。