第61話 愛情と友情に包まれた億万長者は物語のなかにしかいない

 

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前回

第60話 残念な人生にならないように、幸福の条件を知る

 

 

『ぼくはお金を証明しようと思う。』

 

第61話。

 

こんにちは、厚木ではたらく社長です!

 

 

このブログで伝えたいことは

 

勤め人を卒業して、時間とお金の自由を手に入れて、好きなことをしてニートのようにぶらぶら生活する方法です。

 

いつも話していることですが

 

勤め人のままでは時間とお金の自由は手に入りません!

 

勤め人を卒業するためにやることは

 

自分の人的資本、つまり労働力を発揮して稼いだ

給料を資本とし

 

仕事が終わった後や休みの日を利用して、スモールビジネスをすることですね。

 

勤め人の傍でやれるスモールビジネスは正直ほとんど限られているんですけど

 

それである程度稼げるようになって、勤め人を卒業したその先には

 

数え切れないほどのビジネスの種類があります。

 

実はここからが仕事の本当の面白さなんじゃないかな、と思いますけど

 

この話は過去にも話したことがありそうなので、ひとまず置いといて

 

本編に入りたいと思います。

 

ではどうぞ!

 

 

金融資産と社会資本の対立

 

幸せになるための3つの条件

①自由
自己実現
③絆

 

これらは

「金融資産」「人的資本」「社会資本」という


3つの資本=資産の土台にそれぞれ対応するが

 

では

 

「はたして3つの土台を周りから羨まれるほどの水準ですべて手に入れることは可能なのだろうか?」

 

この問いには

 

金融資産、人的資本、社会資本の3つを揃えるのが理想的ではあるものの現実的ではないというのが答えだ。

 

それは、

 

金融資産と社会資本の対立

 

言い換えると、お金と絆の対立があるからだ。

 

つまりどういうことかというと

 

個人の人生において金融資産(お金)と社会資本(絆)は原理的に両立不可能である。

 

 

 

愛情と友情に包まれた億万長者は物語にしか存在しない

 

夢を壊すかもしれないが、

愛情と友情に包まれた億万長者は物語のなかにしかいない。

 

富が大きくなると、すべての人間関係に金銭が介在することになって友情は壊れていくからだ。

 

地方の不良たちが友情を維持できるのは、全員が平等に貧しいからだ。

 

友情を壊したくないのなら、両者の関係に金銭を介在させてはいけない。

 

 

愛情や友情といった絆に金銭が関与してはならない

 

お金は愛情や友情といった大切な価値を破壊する。

 

 

友達の誕生日に、現金を渡せばびっくりされる。

 

恋人とのデートで、やった後に3万払えば売春になる。

3万のアクセサリーをプレゼントすれば、すごく喜ぶのに。

 

 

これは、プレゼントを選ぶ過程に愛情が込められている、とされているからである。

だから、お歳暮やお中元を贈るときも、現金をわざわざ商品券に換えたりする。

現金を渡せばどの店でも使えるのに、わざわざ不便にしているのだ。

 

 

もちろん、誰だってお金は欲しい。

 

けどお金を贈られたら怒りだす。

 

それは、

 

社会に、「愛情や友情に金銭が関与してはならない」という暗黙のルールがあるから。

 

親しい間柄であればお金は必ずモノに換えなくてはいけないし、奥さんが家事をしてくれるからといって現金を渡すことはない。

 

「プライスレス」と「プライサブル」

 

「プライスレス」は値段のつけられない、かけがいのないもの。

 

対して

 

「プライサブル」は貨幣に換金できるもので、商品やサービスに値札をつけることである。

 

 

彼女との関係がプライスレスである証として、やったあとには愛情を込めたプレゼントを贈る。

それに対して3万の現金を渡すのは、行為に値札をつけることだから、彼女をプライサブルなもの、すなわち売春婦にしてしまう。

 

「君との行為は、ぼくにとって3万円の価値だよ」というように。

 

 

 

ではまた次回