第62話 闇金ウシジマくんに学ぶ資産の話

 

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今回は前置きなしで

さっそく本題に入っていく。

 

前回

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闇金ウシジマくんに学ぶ資産の話

 

皆さんには闇金ウシジマくん見ることをオススメする。素晴らしい反面教師になるはずだ。

 

学校の推薦図書にしてもいいくらいだと思う。

 

というのも、ウシジマくんでは何度もぼく金で解説をしている「金融資産、人的資本、社会資本」の話をより理解できるからだ。

 

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世の中の本質

資産はお金だけではないこと

お金の源泉は自分自身であること

本当の幸せは絆からしか得られないことを学べる

 

例えば

 

ウシジマくんのような闇金業者からお金を借りなくてはいけなくなったとき、というのは人間がどのような立場になった場合か

 

それは

金融資産の欠乏、つまりお金の不足から始まり

人的資本の欠乏、つまり働くことでも補いきれなくなり

社会資本の欠乏、つまりお金を貸してくれるような信頼関係の人もいなくなった

 

そんな場合である。

 

どのような人がこのように、3つの資産≒資本(以下まとめて資産と呼ぶ)全てを欠乏しやすいのかというと

 

資産は金融資産だけだと考えている人である。

 

本来資産は

「金融資産、人的資本、社会資本」の3つ存在し、これらを分けて考えなくてはならない。

 

幸福になるためにはこの中から2つの資産は持っておくべきだ。

 

いろんなパターンをみていこう。

 

金融資産のみもつ者

 

宝くじに当たった人間が、のちに自己破産することはよくある話だ。

 

たとえばお金のみが資産だと考えている者が、宝くじに当たって2億手に入れたとしよう。

 

そいつは仕事を辞め、生活のレベルを上げた。傲慢になった。

お金目当てに沢山の人間が近づいてくるようになった。

 

仕事を辞めることで、人的資本を自らなくす

富を得ることで、社会資本を失う

地方のマイルドヤンキーは平等に貧しいから、絆を保てるということは前に解説した

 

お金が減っていく一方、生活のレベルは一旦上げると下げれなくなる。

たとえば2LDKの部屋からワンルームに変えることを想像すると分かるだろう。

 

お金が足りなくなると気づいたときには

すでに手遅れ

 

富の源泉である人的資本では、大したお金を生み出せなくなっており

お金を貸してくれるような、社会資本も残っていない

 

そうなれば

ウシジマくんにお金を借りるしかなくなり、落ちるところまで落ちるのだ

 

そして、人によっては自己破産するしかなくなる。

 

社会資本のみもつ者

 

ウシジマくんでも時折でてくる風俗嬢(以下、嬢)

地方の女性が都会にでてきて嬢になる流れを解説する。

 

地方の若者たちの友だちネットワークは、5〜6人の「イツメン」を強固な核とし、仲間が30人くらいいて、先輩や後輩を合わせれば100人程度の集団を形成している。

 

マイルドヤンキーは地元が大好きで友達を大切するが、金融資産や人的資本はほとんどもっていない。

 

「資産」が社会資本に大きく偏っている。

 

地方の若者がバイトや非正規でも、分厚い社会資本を持つことで充実した人生が送れるのは素晴らしいことであるが

 

問題なのはだれもが「友達の輪」に入れるわけではないことだ。

 

「地元」の人間関係はベタな世界であるから、いったんグループから排除されてしまうと、なにひとつ楽しいことがなくなる。

 

こうして、学校卒業や中退した後、東京や大阪などの都会を目指すのだが、

そのときじゅうぶんな金融資産か人的資本をもっていないと、(社会資本は地元に捨ててきた)

活動の「資本」つまり、お金をほとんど持たなくなってしまう。

 

この状態が本当の貧困である。

 

そうして、若い女性であれば

「人的資本」を「水商売」や「風俗」で現金化することになる。

 

しかし、最近は

嬢が激増しデフレ化しているので

「身体を売りたくても売れない」層が現れている。

 

そうして、ウシジマくんにお金を借りることになるという流れが起こる

 

まとめ

 

ぜひウシジマくんをみてほしい。

本当に勉強になる。

 

次回で幸福シリーズは最終回

 

ではまた。

第61話 愛情と友情に包まれた億万長者は物語のなかにしかいない

 

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前回

第60話 残念な人生にならないように、幸福の条件を知る

 

 

『ぼくはお金を証明しようと思う。』

 

第61話。

 

こんにちは、厚木ではたらく社長です!

 

 

このブログで伝えたいことは

 

勤め人を卒業して、時間とお金の自由を手に入れて、好きなことをしてニートのようにぶらぶら生活する方法です。

 

いつも話していることですが

 

勤め人のままでは時間とお金の自由は手に入りません!

 

勤め人を卒業するためにやることは

 

自分の人的資本、つまり労働力を発揮して稼いだ

給料を資本とし

 

仕事が終わった後や休みの日を利用して、スモールビジネスをすることですね。

 

勤め人の傍でやれるスモールビジネスは正直ほとんど限られているんですけど

 

それである程度稼げるようになって、勤め人を卒業したその先には

 

数え切れないほどのビジネスの種類があります。

 

実はここからが仕事の本当の面白さなんじゃないかな、と思いますけど

 

この話は過去にも話したことがありそうなので、ひとまず置いといて

 

本編に入りたいと思います。

 

ではどうぞ!

 

 

金融資産と社会資本の対立

 

幸せになるための3つの条件

①自由
自己実現
③絆

 

これらは

「金融資産」「人的資本」「社会資本」という


3つの資本=資産の土台にそれぞれ対応するが

 

では

 

「はたして3つの土台を周りから羨まれるほどの水準ですべて手に入れることは可能なのだろうか?」

 

この問いには

 

金融資産、人的資本、社会資本の3つを揃えるのが理想的ではあるものの現実的ではないというのが答えだ。

 

それは、

 

金融資産と社会資本の対立

 

言い換えると、お金と絆の対立があるからだ。

 

つまりどういうことかというと

 

個人の人生において金融資産(お金)と社会資本(絆)は原理的に両立不可能である。

 

 

 

愛情と友情に包まれた億万長者は物語にしか存在しない

 

夢を壊すかもしれないが、

愛情と友情に包まれた億万長者は物語のなかにしかいない。

 

富が大きくなると、すべての人間関係に金銭が介在することになって友情は壊れていくからだ。

 

地方の不良たちが友情を維持できるのは、全員が平等に貧しいからだ。

 

友情を壊したくないのなら、両者の関係に金銭を介在させてはいけない。

 

 

愛情や友情といった絆に金銭が関与してはならない

 

お金は愛情や友情といった大切な価値を破壊する。

 

 

友達の誕生日に、現金を渡せばびっくりされる。

 

恋人とのデートで、やった後に3万払えば売春になる。

3万のアクセサリーをプレゼントすれば、すごく喜ぶのに。

 

 

これは、プレゼントを選ぶ過程に愛情が込められている、とされているからである。

だから、お歳暮やお中元を贈るときも、現金をわざわざ商品券に換えたりする。

現金を渡せばどの店でも使えるのに、わざわざ不便にしているのだ。

 

 

もちろん、誰だってお金は欲しい。

 

けどお金を贈られたら怒りだす。

 

それは、

 

社会に、「愛情や友情に金銭が関与してはならない」という暗黙のルールがあるから。

 

親しい間柄であればお金は必ずモノに換えなくてはいけないし、奥さんが家事をしてくれるからといって現金を渡すことはない。

 

「プライスレス」と「プライサブル」

 

「プライスレス」は値段のつけられない、かけがいのないもの。

 

対して

 

「プライサブル」は貨幣に換金できるもので、商品やサービスに値札をつけることである。

 

 

彼女との関係がプライスレスである証として、やったあとには愛情を込めたプレゼントを贈る。

それに対して3万の現金を渡すのは、行為に値札をつけることだから、彼女をプライサブルなもの、すなわち売春婦にしてしまう。

 

「君との行為は、ぼくにとって3万円の価値だよ」というように。

 

 

 

ではまた次回

第60話 残念な人生にならないように、幸福の条件を知る

 

 

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前回

第59話 人間関係にははっきりとした区別が存在する

 

 

『ぼくはお金を証明しようと思う。』

 

第60話。

 

こんにちは、厚木ではたらく社長です!

 

 

このブログでお伝えしたいことというのは

 

「資本主義の攻略法」

 

大学生の延長のような生活を大人になってもする方法ですね。

 

 

 

なぜ僕がこんなことを発信しているかというと、

 

「みんなの価値感を揺さぶりたいから」です。

 

 

日本は資本主義というゲームで動いており、

そこには「資本家」と「労働者」という登場人物がいるわけですが

 

 

 

 

「労働者の世界」は学校や親、会社の上司がこっちが頼んでなくても教えてくれます。

 

しかし、

 

「資本家の世界」というのはだれも教えてくれないんです。

 

むしろこの世の中では資本家の世界というのは隠されています。

 

なんで隠されてんの?って話ですけど

 

それは、この世の中の仕組みをつくったすごい頭のいい人たちとか、資本家にとって不都合だからです。

 

 

では

 

どうやったら

「資本家の世界」にアクセスができるのか

 

 

それは、「本や人などから情報を得る」しかありません。

 

怪しい自己啓発本だったり、事業家の知り合いから、自ら情報をキャッチするしかないわけです。

 

 

そんなわけで

 

このブログ、略して『ぼく金』と自分で呼んでるんですけど

 

 

ぼく金を通して

 

実際に事業を行ってる僕が

 

世の中で隠されている「資本家の世界」というのを少しでもあばく、証明したいとおもいます。

 

 

それで、

 

みなさんの価値観が揺さぶられて、働き方、生き方などを考えるきっかけに少しでもなればいいなと本気で考えていますので、

 

今回もよろしくお願いします。

 

 

では、本編

 

 

どうぞ!

 

 

一旦おさらい

 

 

第46話 経済的独立を達成、お金=幸せにはならない から

 

第59話 人間関係にははっきりとした区別が存在する まで

 

かなり長きにわたって、話してきたことのテーマは

 

 

「幸福を設計するために"幸福になるための条件"を手に入れる方法」

 

 

これを僕が書こうと考えた理由は、

 

残念なお金持ちに今までたくさん出会ってきたから。

 

「お金持ち=幸福」は成り立たないということを話していきたかったからである。

 

 

実は、幸福になるためには3つの条件があり

 

その条件というのは

①自由
自己実現
③絆

 

これら条件を無視して、キャリアを考えたり、商売で暴利をむさぼったりしていると

幸福とは程遠いものになる。

 

 

 

そして、これらの条件を手に入れるためには

 


「金融資産」「人的資本」「社会資本」という


3つの資本=資産の土台をそれぞれ分けて考えて、構築していく必要がある。

 

 

①自由は
「金融資産」、つまり金によってつくられる。

自己実現
「人的資本」、つまり労働によってつくられる。

③絆は
「社会資本」、つまりまわりとの関係性によってつくられる。

 

 

 

まとめ

 

 

 さて、ぼく金の最近のテーマは

 

「幸福を設計するために"幸福になるための条件"を手に入れる方法」であったが

 

そろそろこのテーマのまとめにはいる。

 

 

しかしまとめに入るまえに

一旦このテーマに入ってからの話を下に分類してみたので、ぜひ話を整理するために使って頂きたい。

 

では、また次回。

 

幸福になる方法概要パート

第46話 経済的独立を達成、お金=幸せにはならない

第47話 合理的に幸福を設計する方法

第48話 考えるべきは、日本に生まれた幸運を活かす人生設計である

第49話 無理矢理建てた家は崩れる、土台なき「幸福」はやがて破綻する

第50話 幸福の条件は3つある

第51話 「金融資産」「人的資本」「社会資本」

 

自由になるための金融資産パート

第52話 自由になるための金融資産

第53話 最も確実に幸福度をあげる方法は「経済的独立」を実現すること

 

自己実現のための人的資本パート

第54話 自己実現のための人的資本

第55話 自己実現はキャリアにおける「聖杯」である

第56話 理想の働き方を実現する戦略

第57話 人間は「好きなことが、得意なこと」となるようプログラムされている

 

幸福のための社会資本パート

第58話 幸福のための社会資本

第59話 人間関係にははっきりとした区別が存在する

 

 

 

第59話 人間関係にははっきりとした区別が存在する

 

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前回

『第58話 幸福のための社会資本』

https://www.yuya.blog/entry/bokukane58

 

 

 

今回は

 

前回の続きとして、人間関係について詳しくみていくとしよう。

 

 

さて、さっそく本題に入るが

 

私たちの人間関係には顕著に濃淡があることがわかっており、

 

それは大きく分けて3つに分類ができるので、順に説明をしていく。

 

 

まず一つ目は

 

私たちにとってもっとも大切な

「家族や恋人などとの関係」

 

これは2人か、最大でも5人くらいの小さな人間関係で、とても狭い世界ではあるが、人生の価値の大半を占めている。

 

そのため

 

はるか昔から

小説や映画や音楽などではもっぱら「愛」をテーマにしているのだ。

 

私たちが

「家族や恋人などとの関係」に高い価値を置くのは、進化論的に最適化されてあるからで、

親族のネットワークが途切れない(子孫が残らず絶滅する)ことを防ぐため。

 

魚や鳥だって自分の子どもだけを特別扱いするように

 

人間も困っているひとを放置して、家族の幸福を優先しても、誰にも文句はいわれない。

 

これは人類社会に共通するルールだからだ。

 

 

 

では次に2つ目

 

「親しい友だちとの関係」

 

この関係は

「家族や恋人などとの関係」の周りを囲むように

存在している、

 

「親しい友だちとの関係」は

最大でも20人〜30人くらいでつくられ

 

中学や高校の同級生でつくられたこの仲間を

「.イツメン」とよぶ。

 

「親しい友だちとの関係」はとても大切で

 

それはヒトが社会的動物であるからだ。

 

人間がマンモスなどを狩りして生きた時代、

過酷な自然環境の中で祖先は群れをつくって身を守ってきた。

 

つまり

 

群れから追放されることは、死を意味したのだ。

 

ヒトはたった一人では生きていけないから、

 

本能的に仲間はずれにされることを

 

昔からずっと恐れているのだ。

 

 

最後3つ目の

 

「政治関係」

 

いきなり堅苦しい呼び方になったが

 

これは先輩、後輩や上司や部下などを含めた付き合いの関係で

 

以前だと年賀状のやり取りをする関係である。

 

 

 

以上が

3つの関係の説明だった。

 

 

3つの関係で現れる登場人物は最大で150人ほどらしく、これが生得的にはヒトが個人を認識できる限界らしい。

 

そして

 

人間にとって

「家族や恋人などとの関係」の重みは人生の80%を占めるとすれば

「親しい友だちとの関係」や「政治関係」の重みは人生の19%ほどのようだ。

 

 

残りの1%は「金で繋がれる関係」である。

 

 

 

さて

ここまでの内容で

 

もう、どの社会資本つまり、"絆"を大切にすれば幸福になれるかがなんとなくわかってきたと思う。

 

 

 

 

続きはこちら

 

第60話 残念な人生にならないように、幸福の条件を知る

 

 

第58話 幸福のための社会資本

 

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前回

第57話 人間は「好きなことが、得意なこと」となるようプログラムされている

https://www.yuya.blog/entry/bokukane57

 

 

 

幸福になるための条件の土台となる

 

金融資産、人的資本とならぶ

 

もうひとつの土台が社会資本。

 

これは人間関係、すなわち"絆"のことであるが

 

金融資産、人的資本と比べて数値化が極めて困難である。

 

しかし、社会資本には、とても大切な役割がある。

 

それは

 

「幸福」は社会資本からしか生まれない

 

ということだ。

 

 

巨万の富を手にしたとしても、そのことを誰ひとり知らなければ、お金はたんなる紙切れでしかない。

 

 

なぜ、"絆"が幸福感を生むのか。

 

これは、「長い進化の過程でヒトがそのようにつくられたから」としか説明できないが、

 

社会的な動物であるヒトは、家族や仲間との深い絆を感じたり、共同体のなかで高い評価を得たときに幸福感を感じるようなプログラムを持っている。

 

 

そう考えれば、

「幸福になる方法」は理論的にはものすごくかんたんだ。

 

 

出来るだけ絆を感じれるよう人生を設計すればいい。

 

 

しかし、はたしてそんなことが簡単に設計できるものなのだろうか。

 

 

そのことを考えるには

 

まず

 

絆とは、人間関係とはなんなのかを知らなくていけない。

 

 

続きはこちら

 

第59話 人間関係にははっきりとした区別が存在する

 

 

第57話 人間は「好きなことが、得意なこと」となるようプログラムされている

 

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前回

『第56話 理想の働き方を実現する戦略』

https://www.yuya.blog/entry/bokukane56

 

 

 

幸福になるための条件である

 

「絆」

 

それと

 

その土台となる「社会資本」の話に入る前に

 

 

理想の働き方に関することで

 

 

もう少し話しておきたいことがあった。

 

それが

 

「人は好きなことしか得意になれない」

 

 

ということである。

 

 

それについて話をしていこう。

 

 

 

得意なことを仕事にするべき理由

 

今回知ってほしいのは

 

「得意なことを仕事にするべき理由」だ。

 

 

では、さっそく

 

"なぜ得意なことを仕事にするべき"なのかということだが

 

それは

 

進化生物学の観点から解くことができる。

 

 

 

進化の歴史でキャラを立たせることを精緻化してきた

 

 

人間は長い進化の歴史のなかで

 

 

同年代の男や女のライバルと自分を「差別化」するプログラムを精緻化させてきた。

 

 

グループ内のこの役割が「キャラ」と呼ばれるのだが、

 

なぜ集団のなかでキャラが立っていなければならないかというと、

 

 

そうでなければ

 

ライバルを押しのけて、子孫を残すことができないからである。

 

 

 

我々がこうした"キャラ抗争"の進化の末裔であることを考えれば、

 

「目立つこと」や「他者から評価されること」を強く求めるのは当然だ。

 

 

我々は子供の頃から、キャラを目立たせるようプログラムされた遺伝子によって

 

自然と動かされているわけだが、

 

そのプログラムは単純で

 

「好きなことに人的資本のすべてを投入せよ」

 

というものだ。

 

 

遺伝的差異から得意になる

 

 

勉強、スポーツ、歌、ダンス

 

これらがなぜ好きになるかというと

 

それが自分にとって得意なことで、それに熱中することで

 

より目立てるようになるからだ。

 

 

なぜ得意なのかというと、そこに遺伝的な差異があるからなのだが、

 

それは思ってるより小さなちがいによるものだ。

 

 

たとえば

 

5〜6人のグループのなかで

 

それなりに足が速いというだけで、スポーツが好きになるし

 

ちょっと勉強ができるというだけで、勉強がどちらかといえば好きになったりする。

 

 

 

この遺伝的な違いが増幅して、思春期になる頃には「好きなこと」がはっきり分かれるようになり、それぞれの「キャラ」が固定化される。

 

これを人格とよぶ。

 

 

得意なことが楽しいとプログラムされている

 

 

わずかな遺伝的ちがいが増幅するのは

 

「得意なことが楽しい」とプログラムされていて、自然とやるから。

 

つまり

 

「好きなことが、得意なこと」となる。

 

 

反対にそれ以外のことは

 

「やってもできない」のだ。

 

 

まとめ

 

そう考えれば

 

"なぜ得意なことを仕事にするべき"なのかがわかったはず。

 

 

「理想の働き方」を実現する戦略はひとつしかない。

 

それは仕事のなかで自分の好きなことを見つけ、

 

そこにすべての時間と体力と精神力を投入すること。

 

 

なぜなら、自然と誰もが子供のころからそれだけをやってきたのだから。

 

 

続きはこちら

 

第58話 幸福のための社会資本

第56話 理想の働き方を実現する戦略

 

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前回

第55話 自己実現はキャリアにおける「聖杯」である

https://www.yuya.blog/entry/bokukane55

 

 

前回のぼく金では

 

『いまでは自己実現はキャリアにおける「聖杯」となり、

仕事を通じて自己実現することが人生の目的だとみなされるようになった』

 

というところまで話をした。

 

 

「働くこと」の2つの目標

 

 

人々は自己実現したひとを尊敬し、憧れ、うらやむ

 

 

このようにして

 

 

「かけがえのない自分」がリアルな人生の目標になる。

 

 

こうして、人々は無意識のうちに「働くこと」に2つの目標を設定していることがわかる。

 

 

①人的資本(働くこと)からより多くの富を手に入れる。

 

②人的資本を使って自己実現する。

 

 

そして、

この2つの目標を同時に叶えるのが

「理想の働き方」である。

 

 

理想の働き方

 

 

理想の働き方を実現する戦略は2つ

 

①好きなことに人的資本のすべてを投入する

 

②好きなことをビジネス化する

 

 

ぼくたちがまだ20代だとして、

 

35歳までにやらなければならないのは、

 

試行錯誤によって自分の好きなことを実現できるビジネスに出会うことである。

 

参考

『もし20代で自分の将来に不安を抱えていたら』

https://www.yuya.blog/entry/thema5

 

 

あと、一応伝えておきたいこととして

 

20代では仕事を辞めるということは、限りなく小さいリスクであるので

 

もし

 

自分の成長も感じられなく、給料も少ないという仕事についているのなら

 

さっさと辞表をだして、次の仕事に移るべきだと考えている。

 

もちろん、それであなたがどうなろうと僕が保証することはできないが。

 

 

まとめ

 

今回で

 

幸福になるための3つの条件

①自由

自己実現

③絆

 

のうち

 

自己実現の土台のつくり方までを紹介した。

 

次回は

 

幸福になるための条件

 

「絆」

 

それを手に入れるための土台となる「社会資本」についてはなしていこう。

 

 

続きはこちら

 

 第57話 人間は「好きなことが、得意なこと」となるようプログラムされている

第55話 自己実現はキャリアにおける「聖杯」である

 

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前回

第54話 自己実現のための人的資本

https://www.yuya.blog/entry/bokukane54

 

 

 

人的資本とは

 

「自分の身体と自分が発揮できる労働力」

 

のことである。

 

自分という資本を

 

労働市場に投入(労働のこと)することで、利益(給料)を得て生活することができる。

 

これらの行動を簡単にまとめて、

 

「働くこと」と呼ぶことにしよう。

 

また

 

前回

 

自己実現」は

「かけがえのない自分になること」と定義した。

 

ぼくたちは

「働くこと」ことで「自己実現」の土台を手に入れる。

 

 

働くことのルール

 

 

誰でも、働くことと自己実現することは密接な関係であることには気がついている。

 

もしその関係に気がついておらず

 

働くことが、経済合理性のみで考えるとしたら

 

働き先を選ぶときに

 

次のようなルールで選ぶだろう。

 

①収入は多ければいい。

②同じ収入なら安定していた方がいい

 

以上の2つのみで、働き先を選ぶことになる。

 

しかし、実際には人的資本を投入するとき人は

もう1つのルールを加えて考える

 

③同じ収入なら(あるいは収入が少なくても)自己実現できる仕事がいい。

 

仮に仕事を選ぶときが最初の2つのルールだけなら、利益率の高いビジネスを選べばいいという単純な話になる。

 

 

 

たとえば風俗業「利益率が高いビジネス」であるのに、はじめる人がほとんどいない。

 

それは、

 

風俗業は世間的には"汚れ仕事"とみなされているため、その分野で成功しても自己実現できないからである。

 

自己実現はキャリアにおける「聖杯」である

 

「自分探し」なんて言葉ができたのはわりと最近。

 

江戸時代のように生まれたときから身分が決まっている時代に

「ほんとうの自分がどこかにいる」

などと言ったら、頭がおかしくなったと思われたであろう。

 

しかし、

 

いまでは自己実現はキャリアにおける「聖杯」となり、

 

仕事を通じて自己実現することが人生の目的だとみなされるようになった。

 

 

 

続きはこちら

第56話 理想の働き方を実現する戦略

 

 

第54話 自己実現のための人的資本

 

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前回

第53話 最も確実に幸福度をあげる方法は「経済的独立」を実現すること

https://www.yuya.blog/entry/bokukane53

 

自己実現のための人的資本

 

幸福になるための3つの条件のうちのひとつが

自己実現

 

自己実現の土台となるのが「人的資本」

 

 

「人的資本」を簡単に説明するのなら

 

ひとがそれぞれもっている「労働」のことである。

 

ぼくたちは

 

人的資本を労働市場に投入して、収益(給料)を得ているのだと考えられる。

 

 

 

「人的資本」=「働くこと」

 

というように覚えておくとわかりやすい。

 

 

自己実現とは

 

なぜ働くことが幸福の条件である自己実現につながるのか 

 

という本題に入る前に

 

自己実現」とはなにかをまずは押さえておこう。

 

自己実現」は学校で習う倫理でもお馴染み

アメリカの心理学者マズローが提唱した

 

「人間にとってもっとも高次な欲求」で、

 

①衣食住のような根源的・生理学的欲求

②安全な暮らし

③家庭や周囲から受け入れられているという感覚

④他者からの承認

 

という4つのレベルの欲求がすべて満たされたのちに現れてくるとされている。

 

これが「欲求の五段階説」である。

 

 

ここでは、自己実現

 

「かけがえのない自分になること」と定義しよう。

 

 

今回のまとめ

 

 

自己実現」=「かけがえのない自分になること」

 

自己実現」は人的資本を労働市場に投入すること、つまり「働くこと」でつくられる。

 

 

 続きはこちら

 

第55話 自己実現はキャリアにおける「聖杯」である

 

 

 

第53話 最も確実に幸福度をあげる方法は「経済的独立」を実現すること

 

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前回

第52話 自由になるための金融資産

https://www.yuya.blog/entry/bokukane52

 

『限界効用逓減の法則』

 

前回

 

「お金が増えても幸福にはなれない」

と言ったのは

 

「幸福になるのにお金は関係はない」ということではない。

 

逆に、

「お金は幸福になるのにもっとも確実な方法」である。

 

これは

『限界効用逓減の法則』で説明がつく。

 

詳しい説明は

こちらの記事参照

『限界効用逓減の法則とは?マーケティングや恋愛事例で解説!』

https://shin12.info/?p=2627

 

 

かなり簡略化して限界効用の逓減を

一応説明すると

 

「うれしいことにも悲しいことにもいずれ慣れてしまうという、ヒトの心理にもとづく普遍的な法則」

 

である。

 

 

これは"お金"も例外ではない。

 

もちろん個人によって異なりはするが、

 

日本では年収が800万円を超えると幸福度はほとんど上昇しなくなることがわかっている。

 

800万というのは1人あたりの年収であるから、

家族の場合は年収が1500万を超えるとお金の限界効用はゼロに近づく。

 

つまり

 

年収が一定のラインを超えるまでは幸福度は上昇し、超えてからはそれ以上幸福度は上昇しないということになる。

 

お金と幸福に関する法則

 

色々なお金と幸福に関する調査をまとめと以下のような法則が導かれる

 

①年収800万までは、収入が増えるほど幸福度は増す

②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す

③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる

 

 

自由のための金融資産まとめ

 

世界最大の富豪ビルゲイツや、もっとも成功した投資家ウォーレン・バフレット

Facebookマーク・ザッカーバーグなどの

名だたる大富豪は寄付にとても積極的

 

彼らは限界効用ゼロにまで下がってしまった数字を増やすよりも、それを社会に還元して評判、名声と交換した方がずっと幸福になれるということに気づいているのだ。

 

ただし、これは

 

「お金は幸福をもたらさない」ということではない。

 

むしろ、

 

ほかのどんな幸福になる方法よりも

 

最も確実に幸福度を上げる方法は、やはりお金持ちになって

 

「経済的独立」を実現することだ。

 

 

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第54話 自己実現のための人的資本